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鋳物技術の探求のため、社員研修旅行に行ってきました!

鋳物技術の探求のため、社員研修旅行に行ってきました!

近年、ChatGPTなど、何かと世間をにぎわせているAI。
「AIに奪われる仕事ランキング」などといわれることもありますが、
私たちが誇る鋳物という技術は、職人の研ぎ澄まされた感性、そして今までの経験から培われてきた知恵など、AIには取って代われないものがあります。

好奇心旺盛な弊社代表の越川も、実際にAIに触れ、
動画やイラストなどをAIで生成して、最新技術のインスピレーションを受けています。

そんな探求心と好奇心に満ちた社員が多く在籍する越川工業では、2024年10月9日から12日にかけて、北陸・関西方面への社員研修旅行を実施しました。
業界の先進企業見学と社員同士の親睦を深めることを目的とした今回の旅では、多くの刺激と学びを得ることができました。
その様子を、今回ブログでご紹介します!

【1日目】金沢への旅路と夜の宴

朝、岡谷工場・塩尻工場に全員が集合し、パーキングエリアに寄ってから金沢へ向けて出発しました!


バスの中では、7月の社員旅行で御殿場のキリン蒸留所から購入したウイスキー「プレミアム富士」「スタンダード富士」と「エバン・ウイリアムスシングルバレル」の飲み比べゲームを実施。社員たちはそれぞれの味の違いを楽しみながら、どのウイスキーかを当てるゲームで盛り上がりました。

昼食は金沢の名店「松魚亭」で海の幸を堪能。
新鮮な日本海の味覚に、一同舌鼓を打ちました。
食後は趣のある金沢ひがし茶屋街へ移動し、金沢の伝統文化に触れながら自由に散策を楽しみました。

夕刻、ホテルにチェックイン。
部屋からは美しい夕焼けと金沢駅を一望できる絶景が広がっていました。


夕食は「大名茶家」での宴会で、普段なかなか交わることのない部署間の社員たちも和気あいあいと交流。
明日から始まる工場見学への期待も高まる中、大いに盛り上がりました。
一次会終了後も、それぞれのグループで二次会に繰り出す社員もいて、夜遅くまで金沢の夜を満喫しました。

【2日目】株式会社明石合銅の工場見学と大阪へ

2日目は研修旅行のメインイベント、株式会社明石合銅様の工場見学です。

最初にホールで会社概要の説明を受けた後、2班に分かれて工場内を案内していただきました。
従業員の方々の挨拶や工場内の隅々まで行き届いた5S活動の徹底ぶりに、一同感銘を受けました。
特に「バイメタル」という独自の製造技術を確立された
同社の付加価値の高いものづくりに対する姿勢、
そして徹底した品質管理システムは、弊社とは比較にならないほど高水準で、大きな刺激となりました。

製品一つ一つに施された丁寧な仕上げ、整然と区分けされた製品置き場の様子など、整理整頓された職場環境に皆感心するばかり。
最後に明石社長を囲んでの記念撮影で、充実した工場見学を締めくくりました。

昼食は「ゆのくにの森漁師の館」でのどぐろの炊き込みご飯を堪能。
その後、大阪へ向かうバスの中では、先ほど見学した明石合銅様の話題で白熱した議論が続きました。

途中、大津PAで休憩した際には、取引先の「キャステム」が製作しているキン肉マンのマスクが展示されているのを発見!
「ロストワックス」という精密鋳造技術で作られた商品に、鋳物に携わる社員たちも興味深く見入っていました。

夕方、大阪なんばに到着後は、各グループに分かれて自由行動。
代表の越川は法善寺横丁を散策し、鉄板焼きのお好み焼きコースと「厚岸」というプレミアムウイスキーを楽しみながら、次のエスキャスワンによる製品開発構想についてアイデアを膨らませたそうです。

【最終日】京都での参拝で締めくくり

最終日は、商売繁盛と安全を祈願して伏見稲荷大社を参拝。
前回の参拝時にいただいたお札を返納し、新たなお札をいただきました。

その後、京都祇園での自由散策時間では、各自思い思いに昼食を楽しみました。
代表の越川は鶏肉専門店のラーメン屋「鶏ひさ」で食事。
本業は生肉や焼き鳥販売ながら、店舗の片隅に小さなカウンターとテーブルを設け、新たな付加価値を創出している様子に、当社とエスキャスワンの今後のビジネスモデルを重ね合わせて考えさせられたようです。

刺激と発見のある研修旅行になりました!

今回の研修旅行では、日頃の業務では気づけない多くの刺激と学びを得ることができました。
特に株式会社明石合銅様の工場見学では、鋳物業界における先進的な取り組みに触れ、私たちの今後の目標となる姿を垣間見ることができました。
また、バスでの移動時間や食事の場など、社員同士のコミュニケーションを通じて新たな気づきや発見も多く、皆が良い表情で過ごす充実した4日間となりました。

それぞれに収穫のある研修旅行は、大成功に終わりました。
今回得た学びと刺激を今後の業務に活かし、より一層の技術向上と企業価値の創出に努めてまいります。